曽野話法 − 砂上論法を斬る(17)
後出し
本連載には、話法と論法の2つのキーワードがある。両者は一体不可分といっても良いのだが、強いて言えば、話法には全体的な構成、論法には局所的な展開という意味を持たせている。これまでで曽野話法を概ね紹介し終ったので、これから論法に焦点をあてることにする。論法と言えばいわゆる詭弁テクニックが想起されるが、曽野オリジナルはないものの、彼女なりの工夫がある。まず、「後出し」から始めよう。
本連載には、話法と論法の2つのキーワードがある。両者は一体不可分といっても良いのだが、強いて言えば、話法には全体的な構成、論法には局所的な展開という意味を持たせている。これまでで曽野話法を概ね紹介し終ったので、これから論法に焦点をあてることにする。論法と言えばいわゆる詭弁テクニックが想起されるが、曽野オリジナルはないものの、彼女なりの工夫がある。まず、「後出し」から始めよう。
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