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曽野話法 − 砂上論法を斬る(18)

後出し(2)

対立する2つの主張を並べた時、後に出した方が強く印象に残ることを述べた。このテクニックを使うと主張の対立するA氏とB氏に対して、根拠らしい根拠がなくとも、A氏を優位に立たせることが出来る。B氏の一連の主張をぶつ切りにした上で、それぞれにA氏の反論をつけて再構成するのだ。曽野綾子氏はこのテクニックを『ある神話の背景』で使い、自決命令を出したとされる赤松氏に肩入れした。

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Author:さんげつ
技術系の某役所を退職後、あり余る時間を使い、妄説探索の旅へ。理系老人の怪刀乱魔。

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